昨日はデザインコンテストの贈賞式!
昨日はJCD中部支部デザインアワード2016の贈賞式。今年初めてエントリーさせてもらったこのコンテストは、東海地区で実現した商業施設に対してデザイン審査されるものです。
KOMでエントリーして、受賞したのはこのお店

独立して初めて、かつての会社の先輩や上司にも再会できたり、東海地区のトップを走る方々に気さくに声をかけていただいて、とても嬉しかったです!
その昔、コンテストが今の自分を救ってくれた
実は某デザイン事務所をクビになり、デザイン業界を辞めようと思った時期があったのです。何にもやる気が起きず、将来どんな風に進んで行ったら良いか全くわからなくなったのが2009年。実は半年くらいニートでした(苦笑)そんなどん底の時期に、なんとなくエントリーしたコンテストが4件ほど立て続けに賞をもらって、結局その年は(エントリーした期間ニートでしたが)賞金100万円以上稼いだんですよ。
そんなどん底からの成功体験によって
あ、もしかしたらデザイン続けても良いのかもしれない
と思い直すことができて、今に至るわけです。ちなみに余談ですが、一番大きい賞の受賞決定の知らせがあった時、(再就職した)オフィスにいたのは自分ともう一人だけ。
その一人が、今のKOMマネージャーのイシバシ(当時20歳くらいのインターン生)です(笑)
賞レースに弱い、KOMからの脱却
ある意味コンテストの勝ち方をちょっとは知っている自分が、独立してからはエントリーする機会も激減しました。出せたとしても「賞を取りにいくためのデザインではないからなぁ」という感じで、消極的だったんです。賞を取りたいからデザインしている訳じゃないし、違うところに楽しみを見つけたこともありまして。
ただ、今回のプロジェクトは構想1年、企画からガッツリ携わってきたこともあり、是非多くの人に知ってほしいお店でした。作った店は、全部そう思うんですけどね。
でも『かっこいいバーとかをデザインしたい』と思って業界に入った自分が、10年以上のキャリアを経て人生で初めてデザインしたバー。ちょっとだけ、いつもとは違う気持ちもありまして。
それが久々にコンテストに応募して、こうして独立後に初めて賞をいただけたことは本当に光栄でした。
改めて感謝をすること
こういう完成したお店のコンテストは施工例コンテストと言うんですが、普通のデザインコンペと違うのは携わる人がめっちゃたくさんいる!
ということなんです。今回の受賞は、設計の能力が高いとかデザインが上手いとか、そういう単純な賞ではないんです。
改めてこのブログで感謝を言わせていただきたいのは、
★「無茶振りゴメン」と素敵なプロジェクトを依頼してくれたオーナーさん・スタッフさん
★工事を担当してくれた業者の皆さん
★いつも写真を撮ってくれるフォトグラファー神谷さん
★面倒な依頼にいつも丁寧に答えてくれるライティングプランナー伊藤さん・杉山さん
★このプロジェクトの要、光ファイバー業者の鶴田さん
★審査の直接訪問(抜き打ち)に対応いただいたお店の店長さん・スタッフさん
★企画でコラボメニューを開発をしてくれたパティスリーエスの志波さん
たくさんの方々のお陰で、この度受賞することができました。
本当にありがとうございました!!!

何より一番嬉しかったのは、業界に入った頃から先を走っていた憧れの先輩達に二次会に誘っていただいて、一緒に飲めたことだなぁ。


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