長野県松本市のケーキ屋 Pâtisserie NUMOROUS(パティスリーニューモラス)インタビュー4話

No.05
Pâtisserie NUMOROUS
Pâtisserie in Matsumoto Nagano
話し手
owner
話し手
Pâtisserie NUMOROUS
オーナーパティシエ
大塚 泰裕
埼玉県出身。専門学校を卒業後、みなとみらいの「横浜ロイヤルパークホテル」にパティシエとして就職。その後、鎌倉の「Patisserie 雪乃下」、東京目黒の「パティスリー ジュンウジタ」で腕を磨き、Iターンで長野県松本市に移住して独立。2017年3月「Pâtisserie NUMOROUS」をオープン。
聞き手
interviewer
聞き手
ライター
後藤 麻衣子
名古屋・岐阜で活動するフリーライター。情報誌の編集・印刷媒体の企画などを7年経験したのち独立し、現在ライター9年目に入る。2015年、工業デザイナーの夫と「株式会社COMULA」をスタート。甘いものもお酒も大好きだが、今は妊娠のため禁酒中。お酒がしっかり効いたケーキは大好物。
#05-4

「お酒をテーマにしたケーキ屋」への挑戦

NUMOROUSさんは、
「お酒をテーマにしたケーキ屋」さんなんですよね?
その構想はいつから?
「ケーキ屋っぽくないケーキ屋にしたい」というのは、
ずっと、漠然と思っていました。
大塚さんが思う「ケーキ屋っぽくないケーキ屋」って?
知名度があってすでに成熟している市場には、
もともとビジネスチャンスがたくさんありますよね。
例えば「パンケーキが流行ってるからうちのカフェでも始めよう」というのは、
「知名度が上がってきた市場に参入していく」というわかりやすい例です。
流行りや波に乗っかるパターンですね。
はい。
ただ、先駆けて導入していた人たちほどは稼げないかもしれませんけど。
確かに。
反対に、知名度がなくて、市場も成熟していない、
これからビジネスチャンスになりそうなこともたくさんあります。
まだ誰も手をつけていないような領域。
僕は、ケーキ業界において、その新しい領域に挑戦したいと思ったんです。
ふむふむ。
「成熟していない領域」とは、具体的に?
そこは僕も未知だったので、
パティシエとして市場開拓できそうなところはどこか、考えました。

最近のケーキ業界のことはもちろん、松本のことなどもいろいろ調べていくと、
松本が「人口一人当たりに対するバーの軒数が多い都市」だと知ったんです。
そうなんですか!
知らなかったです。
そう、「バーのまち」とも言われてるらしいんですよ。
僕自身、お酒は大好きなんですが、本格的なバーには行ったことがなかったので、
とりあえず松本市内の有名なバーに行ってみたんです。
「何かつまめるものはないかな」とメニューを眺めていたら、
チョコレート、ナッツ、チーズ、ドライフルーツ…と。
バーには大きな厨房がないから、乾きものになりますよね。
そう、そこで気づいたんです。
これ、全部お菓子の主要な材料じゃん!って。
…!! 本当だ!
大発見だ、と思いました。
バーで出てくるお酒とケーキが合わないはずはない!と。
そこで、“バーのまち”と言われている松本らしく、
一流のお酒に合うようなケーキを提供できる店、
お酒の風味をしっかりと生かしたケーキを提案する店にしよう、と思いついたんです。
まだ成熟していない市場で、
勝負をかけよう!と思ったんですね。
はい。
普通のケーキは、ほかのケーキ屋さんに任せて、
振り切った店づくりをしよう!と決めました。
それで「お酒をテーマにしたパティスリー」を開こう、と決めたんです。
「お酒をテーマにする」という、
尖ったコンセプトを立てることに、不安はなかったんですか?
ケーキづくりに関しては
今までやってきた自負もあるので全く問題ないと思っていましたが、
あとは伝え方次第だと思っていました。
だから僕はやりたいことを考えて、軸をしっかりさせるところまではやり切ろう、と。
具体的な解決策は?
…と、僕が考えるのはここまで。
ここまでの経緯を全部タカギさんに話して、あとは丸投げしました(笑)。
ここからは、見せ方や伝え方を、プロにお願いしよう!と。
はい。
その通りです。
そしたら、タカギさんが店の内装と一緒に、
コンセプトに関しても僕の想像以上の提案をしてきてくださって。
「本当に、この人にお願いしてよかった!」と思いましたね。
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