ケーキ屋・洋菓子店の店舗デザイン
Pâtisserie NUMOROUS(パティスリーニューモラス)
BRAND STORY
最初にお会いした時、オーナーさんが思い描いたコンセプトは「お酒をテーマにしたケーキ屋をやりたい」ということでした。
ケーキをお祝い事のためだけではなく、宅飲みやお酒のあるシーンでも登場するコミュニケーションツールとして提供したいという思いを受け、ブランディングがスタートしました。
KOMとしてまず一番に考えたことは、『お酒がコンセプトのパティスリー』という直球表現が、ある意味誤解を生んでしまうことでお客さんに敬遠されるのではないかということです。
なぜテーマがお酒なのかをオーナーさんと話を詰めていくと、「子供向けにお酒を控えるが故にせっかくの良い香りが生きないこと」や、「訪れたお店で良い香りだなと思ったら必ず同じメーカーのオーブンだった」などの考え方やエピソードを知ることができました。
そこでKOMなりのアレンジを加え、オーナーさんと打ち合わせを重ねて生まれたのが、どこにも無いパティスリーのカタチ『お菓子な香りと甘み研究所』というユーモアのある位置付けです。
店名であるNUMOROUS(ニューモラス)は造語です。
オーナーさん曰く、自分がKOMさんに依頼した一番の理由は「普通のケーキ屋とは違う世界感を持つワクワク感とカッコ良さ」であり、その世界観を一言でいうと「ユーモア(HUMORE)」だということから、それを表現した言葉のユーモラス(HUMOROUS)に斜め線を遊び心で1本入れることで、新しい言葉のNUMOROUSが誕生しました。
当初の世界観のイメージでもある『お酒』を連想させるかのように、バーのようでありワインショップのようでもある店内。
長野のりんご箱をアレンジしたインパクトのあるディスプレイ、研究所を表現するフラスコをモチーフとした照明など、そんな遊び心でいっぱいの、ユーモアと本格的な雰囲気が共存した、他にはどこにも無いパティスリーになりました。
Pâtisserie NUMOROUS(パティスリーニューモラス)完成までの道のり
OPENまでの合計26話公開中
第1話_【スタート】現場調査に行って来ました!_松本市ケーキ屋プロジェクト
2階建の建物の1階テナントとして、学習塾跡地をリニューアル
元々あったガラス部分をアレンジし、有効活用しました
バーの雰囲気のような、シックで落ち着いたファサード計画
コンセプトからイメージした”研究員の研究ノート”のようなフォトスポット
長野のりんご箱をディスプレイ兼パーテーションとして活用
光の陰影が美しい店内
研究所をイメージした、フラスコとビーカーのようなペンダントライト
コンセプトの『お菓子な香りと甘み研究所』を示す丸看板
りんご箱を使った可能式ディスプレイ
ゲートをくぐると小さなカフェスペースへ 。ポスターもオリジナル
コンパクトでシックな雰囲気のカフェスペース
シンプルなカフェのキッチンカウンター
トイレはお店のコンセプトをイメージしたオリジナルアイコン
プレゼン時にご提案したイメージスケッチ
オープン当日の様子
プロジェクトレポート ▶︎ついにOPEN!(タカギ目線)_NUMOROUSプロジェクトvol.25
BRANDING
ブランディングの会社だから実現した
このブランドの一貫性のある世界観!
PROJECT MEMBER
グラフィックデザイン/スタッフイシバシ
フォトグラファー/神谷篤史(PhotoBox)
MEDIA
- デザイナーズFILE2018
- LOGO & MARK IN JAPAN 日本のロゴ&マーク Vol.05
TAG
ウェブサイト
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