先日、東京のKITTE丸の内の中にあるインターメディアテクに行ってきました！
目当ては特別展示の『プロトログ――山中俊治デザインの発生学』

実は学生の間はずーっと、空間デザインじゃなくてプロダクトデザインを仕事にしたかった私。
プロダクトデザイナーの山中先生のスケッチが好きで、4月に開催されていることを知り、
会期もあと少しということで、見に行ってきました。

過去に「マル秘展」というのも行ってるのですが、これも山中先生のスケッチを見に行ってました。
→マル秘展へ行ってきました！

展示では製品だけでなく、それができるまでのこと。
デザインのきっかけ・着想(プロト)→思考の過程・日誌(ログ)を辿った展示がされてました。
スケッチだったり、3Dプリンターでモデリングしたものなども。

数十点展示されていますが、中でも形状的に個人的にかっこいいな〜って思ったのは「CanguRo」
千葉工業大学未来ロボット技術研究センターとの共同制作。
メカニックな印象ももちろんかっこいいですが、曲線のしなやかさが美しいです。

後ろ姿はなんだか可愛いねぇ。

「そんなところから広がるんだ!?」とか驚きもありつつ、
本当に細かなところの美しさに気づけることや、そもそも知識の幅の広さなど、
すごいなぁって気持ちばかりです。
知識をつけたいし、気づけるデザイナーになりたいです。


そもそもインターメディアテク自体初めて行ったのですが、
ここはKITTEを運営してる日本郵便株式会と、東京大学総合研究博物館が協働した施設だそう。

常設展示では東京大学保有の、標本・剥製など膨大な量が展示されてました。
その他の特別展示では蓄音器のコレクションや仏像なども。
(これらは撮影禁止でした)

私の文章でなかなかすごさやボリューム感が伝えれないのがもどかしいですが、
さら〜っと流し見できない迫力・保存数、しかも入館料無料。
館内の窓から東京駅の外観も見れます。(全体ではないけど)

KITTE丸の内は東京駅から地下直結で行ける場所。
東京駅何回も行っているのに、知らなかったのもったいなかったなぁと。
特別展示が変わったら是非また行こうと思います。



KITTE丸の内は5階まで吹き抜けのビル。
照明が少なく、天井のガラスから差し込む自然光で明るさを取っていました。
天気や季節にもよるとは思いますが、照明のギラギラ感がないので、
お店の前の通路を歩くだけでも心地いいです。


JR改札口から続く地下通路で。
「エキッテアッチ　キッテハコッチ」
なんだか声に出して読みたくなるフレーズいいな〜って見てました。

インターメディアテクホームページ：http://www.intermediatheque.jp/

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