空間ブランディングとは?空間デザインとの違いと、選ばれる店づくりの進め方 | 【デザイン&ブランディング】名古屋、新潟のデザイン会社コムデザインラボ / 空間ブランディング・店舗デザイン

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空間ブランディングとは?空間デザインとの違いと、選ばれる店づくりの進め方

空間ブランディングとは?空間デザインとの違いと、選ばれる店づくりの進め方
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空間ブランディングとは、空間デザイン(内装・外装・レイアウト)を「見た目」で終わらせず、**ブランドの約束(誰に、何を、どんな体験として届けるか)**と結びつけて、選ばれる理由として積み上げるブランディングの方法です。
一方、空間デザインは“空間を整えること”そのもの。動線、視線、照明、素材、音、温度、サイン、香り、収納、メンテナンス性まで含めて「使える空間」をつくります。

つまり両者の違いは、こう言い換えられます。
空間デザイン=空間の機能と美しさを整えること
空間ブランディング=空間デザインを、ブランド体験として一貫させること

コムデザインラボが空間ブランディングを重視するのは、小さなお店ほど「店の体験」そのものが、最大のブランディング資産になるからです。広告で認知を買い続けるより、来店した瞬間に“納得できる”ブランディングを作った方が、指名・紹介・口コミが育ちます。

空間ブランディングで変わるのは「映え」より先に「入りやすさ」と「迷いの減少」

空間ブランディングが効きはじめると、最初に起きる変化は派手なビフォーアフターではありません。もっと地味で、でも売上に直結する変化です。

  • 店の前で立ち止まる人が増える(何の店か、入っていいかが伝わる)
  • 入口で迷わない(どこから入るか、何を頼めばいいかが見える)
  • 滞在中のストレスが減る(動線・席配置・視線・音のバランスが整う)
  • 注文や選択がラクになる(情報の優先順位が空間で整理される)
  • 写真が自然に良くなる(照明・背景・余白が揃い、SNSの見え方が上がる)
  • スタッフの動きがラクになる(提供・会計・片付けの導線が短くなる)

これらは全部、「体験の質」が上がった結果です。体験の質が上がると、ブランディングの説得力が増し、価格の説明もラクになります。結果として、客単価やリピート、紹介がじわじわ伸びていきます。

空間デザインが「良いのに伸びない」店が起きる理由

空間デザインが綺麗でも、なぜか伸びない店があります。原因は、空間デザインが“世界観”で止まっていて、ブランディングの軸と接続できていないことが多いです。

たとえば、こんなズレが起きます。

  • ロゴやSNSは可愛いのに、外観が硬くて入りにくい(ブランディングの入口が噛み合わない)
  • 商品は高単価なのに、照明や素材がチープで価値が伝わらない(ブランディングの証拠が弱い)
  • メニューが良いのに、サインや導線が複雑で選びにくい(ブランディング体験が途切れる)
  • “こだわり”が多いのに、情報が散らばって主役が分からない(ブランディングの焦点がぼける)

空間ブランディングは、このズレを直しにいきます。ブランディングの軸を先に決め、空間デザインを「体験の連続」として整える。だから、伸びる理由が空間に宿ります。

空間ブランディングの核は「ブランドの約束」を空間で証明すること

ブランディングは、言葉だけでは強くなりません。人は“体験したこと”を信じます。
だから空間ブランディングでは、ブランドの約束を、空間が証明できる状態にします。

例)

  • 「初めてでも安心」→ 入口の情報設計、視線誘導、明るさ、会計の分かりやすさ
  • 「自分へのご褒美」→ 素材感、照明、香り、音、席間、余白、丁寧な見せ方
  • 「手早くおいしい」→ 注文導線、待ち位置、提供動線、メニューの視認性
  • 「女性が入りやすい」→ 外観の表情、清潔感、サイン、照明、トーンの統一

この“証拠づくり”がブランディングです。空間ブランディングは、空間デザインを使って、証拠を積み上げます。

コムデザインラボが考える、空間ブランディングが強くなる3つのポイント

1)主役を決める:空間の「一番伝えたい価値」を固定する

空間ブランディングは、まず主役を決めます。商品なのか、人なのか、体験なのか。
主役が曖昧だと、空間は情報過多になり、ブランディングが散ります。逆に主役が決まると、照明・素材・サイン・余白の判断が速くなります。

2)動線を整える:動線はブランディングの“裏側の接客”

お客様の動線(入店→着席→注文→会計→退店)と、スタッフの動線(提供→片付け→補充→会計)が絡み合うのが店舗です。
動線が悪いと、体験の質が落ち、スタッフの余裕が消え、接客のトーンも崩れます。つまり動線は、空間ブランディングの土台。見えない場所ほど、ブランディングに効きます。

3)情報設計をする:サインとメニューは“迷い”を消すブランディング装置

ブランディングが弱い店ほど、お客様が迷います。迷いはストレスで、記憶に残ります。
入口の案内、メニューの見せ方、トイレ誘導、会計位置。空間デザインで整えるべきなのは、装飾より先に「迷いの消し方」です。情報設計は、空間ブランディングの静かな主役です。

空間ブランディングの進め方(小さなお店向け・現実的ステップ)

STEP1:ブランディングの軸を一言で言える状態にする

まずはここです。空間ブランディングは、言葉が曖昧だと必ずブレます。

  • 誰のための店か(ターゲット)
  • 何を提供する店か(価値)
  • どんな気持ちにする店か(体験)
  • なぜあなたがやるのか(理由)
  • 他と何が違うのか(差別化)

この整理ができると、空間デザインが“好みの議論”から卒業し、ブランディングの設計に変わります。

STEP2:現状の課題を「体験の流れ」で見える化する

図面より先に、体験の流れで確認します。

外から見て何の店か分かるか
入口で迷わないか
席で落ち着けるか
注文が理解しやすいか
提供が気持ちいいか
会計がスムーズか
退店時に気持ちよく終われるか

ここで“どこで損しているか”を見つけると、投資すべき場所が明確になります。空間ブランディングは、全部変えるのではなく、効く場所から変えます。

STEP3:空間デザインを運用まで落とし、ブランディングを長持ちさせる

デザインが良くても、運用で崩れるとブランディングは弱くなります。
掃除のしやすさ、物の置き場、ストック導線、写真撮影スポット、季節装飾のルール。こうした運用設計まで含めて空間デザインに落とすと、空間ブランディングは“続く仕組み”になります。

STEP4:ロゴ・Web・販促と同期させてブランディングの一貫性を作る

空間ブランディングの効果を最大化するなら、空間だけを整えるのではなく、ロゴ、メニュー、名刺、Web、SNSのトーンまで同期させます。
ここが揃うと、ブランディングが説明不要になります。見た瞬間に伝わり、入った瞬間に納得できるからです。コムデザインラボが「自社完結」で一貫性を重視するのも、このブランディングのズレを最小化するためです。

こんな状態なら空間ブランディングの着手タイミングです

  • 店の前を通られているのに入店が少ない
  • 「入りにくい」と言われたことがある
  • SNS用の写真がうまく撮れず、発信が弱い
  • メニューは良いのに、選ばれ方が弱い
  • スタッフが忙しすぎて、接客の質が安定しない
  • 店・Web・ロゴ・販促の雰囲気がバラバラでブランディングが揃っていない
  • リニューアルしたいが、何から変えるべきか分からない

空間ブランディングは、「見た目を変える話」ではなく、「選ばれる理由を体験として揃える話」です。

まずは空間の“モッタイナイ”を言語化して、ブランディングの優先順位をつける

空間デザインも空間ブランディングも、いきなり大きな改装から始める必要はありません。
入口の情報設計、照明、サイン、メニューの見せ方、写真の背景。小さな改善の積み重ねでも、体験は大きく変わります。

最初の一歩はシンプルです。
「今の空間で、どこで迷われているか」
「どこで価値が伝わっていないか」
「何を一番伝えたいブランディングなのか」
これを見える化し、優先順位を決める。そこから始めるのが、いちばん強い空間ブランディングの進め方です。

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