自分らしい、泥臭い戦い方
改めて、ブランド・マネージャー認定協会主催の『BRAND MANAGEMENT AWARD 2024(ブランドマネジメントアワード2024)』での大賞受賞・BRAND MANAGER OF THE YEAR 2024受賞についての記事をまとめたいと思います。受賞の瞬間はこちらからどうぞ→https://x.com/brand_mca/status/1860605980247237073?s=46&t=TqfIcZD3gv6B1Aj_8Q2C6Q
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なぜブランディングのアワード(コンテスト)にこだわっているのか
これを言うと次の審査に影響するかもしれないと、これまでブログに公言してこなかったのですが、そもそもブランド・マネージャー認定協会に入るきっかけが『コンテスト』でした。「自分の力は今どの位置にいるのだろうか?」そんな疑問から調べていくうちにコンテストを知り、協会に出会いました。
コンテストきっかけで入った協会では、自分が独学で学んできたことが全て体系化でき、切磋琢磨できる同期に出会い(全員が年上なので尊敬できる大先輩達)、審査員の方々のフィードバックは今の自分のスタイルに大きな影響を与えていただいてます。
そんなことで、協会に所属してからは力試しで毎年欠かさずエントリーを続け、気づけば今年で5年連続のファイナリストとして登壇させていただきました。
これまでの受賞プロジェクト
2018年度はスマートフィット100で優秀賞を受賞。当時の発表では4店舗→10店舗に成長していた店舗は、今40店舗を超えています。
この年に同世代で活躍する八幡さん・長田さんという超尊敬できるブランドマネージャーと共に登壇でき、刺激を受けたことは、今にもつながっています。
2019年はリゾートインヤマイチで地方創生審査員特別賞を受賞。
ヤマイチさんは今年さらに進化して、今後の地方(小谷村)のためになる新プロジェクトに取り組まれています。
同じく2019年はm.m.d(セトヤキHEX)で地方創生審査員特別賞を受賞し、W受賞となりました。
余談ですが、この受賞式の翌日は私タカギの結婚式だったので、さすがに「じゃあ東京行ってくるわ!」とはいかず、奥さんにもシンポジウムに参加してもらい、準備のためにバタバタで名古屋にトンボ返りした良い思い出です。
新型コロナウイルスの影響でコンテストは2年開催されず、久々の2022年度は松本広域連合のまつもトコトコにて地方創生審査員特別賞を受賞。
初めて行政の取り組みで受賞し、コロナ禍という難しい状況下で評価いただいたのは大きかったです。
2023年度は清家巧貴税理士事務所にて中小企業庁長官賞を受賞。
8年も続いているプロジェクトが報われた一つの瞬間でした。やっぱり清家さんはスゴい。
そしてコンテスト自体もリニューアルした今年2024年は日向へべすにて農商工連携審査員特別賞を受賞。
全体審査を経て『BRAND MANAGEMENT AWARD 2024 大賞』、そして私は『BRAND MANAGER OF THE YEAR 2024』をいただきました!
自分の力不足で、ずっと一番が取れなかった過去
誤解しないようにと思うのですが、オーナーさん達のブランディングはコンテストに向けて取り組んでいるわけではないのです。
タカギが勝手にコンテストの土俵に上げて戦っている訳ですから、本来は順位なんて関係ないのです。ただ、せっかくエントリーしたからには一番を取って報告したかったのですが、自分の力不足でなかなかそれが叶いませんでした。
原因は、極度のあがり症。準備不足。プレゼン力の無さ。などなど・・・。
各プロジェクト・各オーナーさんの魅力を、最後の最後でしっかり伝えきることが出来なかったように思います。
自分なりに2018年からこれまで、エバンジェリストのセミナーに参加したり、努力したこともあったのですが、それでも最後に負けることが続きました。
今回までの受賞歴は、別の見方をすると大賞をずっと取れなかったという、『負け続けた悔しい歴史』でもあるのです。
それでも自分なりに努力したこと
昨年から、時間がなさすぎてシンポジウムの発表前日には終電くらいで東京入り。ホテルで深夜3時から4時まで発表のスライドを作っていました。(前もって作る時間がないのでしょうがないのですが。)練習する時間がないので、数時間の仮眠をとってから早朝にプレゼンの練習をし、それをzoomで録画。
録画したものは会場入りしても発表直前までイヤホンでエンドレスに聴き続けることで、なんとか練習不足を補いました。
当日は、残念ながら他の登壇者の発表はほぼ見ることができず、自分の発表の直前までパソコンで数十回の修正作業を続けていました。(他のファイナリストの方々!楽屋でこちらから名刺交換もせずに、そっけなくてすみません。そういう理由でした。)
器用に出来ないので、ここまで泥臭くやって、ようやく掴んだ大賞でした。
そんな5年を見守ってくれた人たち
諦めずにやってこれたのは、まずはエントリーするたびに本気でフィードバックしてくれた審査員の方々のおかげです。毎年、そのあたたかい言葉で自分の成長を感じられる気がします。また、忙しさで毎年エントリーを諦めている中、理事長をはじめ協会の方々が「今年もエントリー楽しみにしてます!」「そろそろ出してくれますか?」とお声がけ(という名のプレッシャー?!)で気にかけてくれていることも、今思えば今年の成果に繋がったと思います。
そして何より、今年はオーナーさんが大事な出店をキャンセルしてまで東京の会場に来ていただいたのと、スタッフも休日返上で応援に来てくれたことは、かなり自分の中では(プレッシャーを感じつつも)背中を押してもらった感じです。
ここで日向へべすの詳細は語りませんが(取材も入っているので!)、長い間スポットライトの当たらなかった、誰ひとりと成し遂げられなかったへべすのブランディングを、ここまで持ってこれたのはオーナーさんの地道な努力と熱量によるものです。
会場での受賞コメントで毎年言うことはいつも決まっていて、コンテストに出ている理由は自分自身のブランドマネージャーとしての力を見せつけるためではなく、
『ウチのオーナーさん、スゲーだろ!!!』
と言うために、コンテストに臨んでいる気がします。あくまで私は脇役(許されるなら名脇役)なのです。
(昨年も、大分にはこんなにすごい税理士がいるんだよ!覚えてください!と、清家巧貴税理士事務所さんを紹介してきました。)
ブランディングとは継続性。
今年は一つの節目となりましたが、ブランドマネージャーとしての仕事は続いていきます。
ここから1年間はしつこいくらい、大賞の受賞者としてPRしていこうと思います!
(今年自分から言うまで、私が5年連続受賞者って誰もしらなかったみたいなので!苦笑)
せっかくなので、これまでの日向へべすの実績もどうぞご覧ください!
https://design-kom.com/design/l121hebesu/