KOMに入社してくれてありがとう!
世間が年度始めの中(ちなみに明日は息子の入園式!)、KOMでも入社式でした!入社式なんて、やるの初めて!
それもそのはず、そもそも新卒での採用自体が超久しぶり。
純粋な新卒を採用したのは、調べてみると8年ぶりのようです。
常々言っていることですが、新卒を採用しても『教育』が出来なければ機能しないわけで、『教える側』と『教えられる側』の両方がバッチリ揃うまでは、なかなか新卒を採用するのは難しいと考えていました。
(ゆえに、それまでの期間は中途採用もしくは第二新卒の採用のみでした。)
例えば社内が超絶安定していて、100%教育にコミットできるなら多少能力が低い人でも採用できる。
一方で社内が不安定でも、勝手に育つ自走型の人なら採用できる。
合わせて100点になれば良いのですが、そんなことを考えていたら8年も経ってました(汗)
新スタッフのタカシマについて
新しく入ったスタッフタカシマは、インターン→アルバイトを経て今回入社してくれました。
インターンの頃のブログ→https://design-kom.com/blog/staff/21354/
実力も現時点で充分ですし、社内ではインターン時代から担当だったスタッフナリマツがしっかり面倒を見てくれていたこともあり、今回は合わせて100点以上!なので迷うことなく採用になったわけです。
※入社してくれたスタッフタカシマと同じくらい、スタッフナリマツにも感謝しています!
KOMの採用率でいくとざっくり30人に1人くらいの割合なのですが、こと新卒に限った確立となると100人以上の中からの採用です。
アルバイト期間はメインの仕事はもちろん持ってないのですが、タカギのプロジェクトもいくつかサポートで入ってくれていて、
例えばこの丸窓のデザイン(トランキーロ君)なんかは、タカギがディレクションの元でカタチにしてくれたりという感じです。
入社式の代表挨拶で話をしたことの一部を補足しながら紹介
先週、家族でオアシス21に行ってきたのですが、たまたま奥さんの付き添いで入ったダイソーで記憶が蘇りました。
『あっ!この床材選んだの自分だ!』
オアシス21にあるダイソーは、その前のテナントがレディスアパレルのお店だったのですが(今は2つ隣に移転)、そのお店をデザインしたのは23歳の頃のタカギです。
改装後も、どうやら床材だけはそのまま使われていたわけですね。「まだ残ってたんだ。」
そんな些細なことですが、デザイナーの仕事は『何かを生み出し、世間に残っていく仕事』だということ。
↑22歳、尖っているが何も出来なかったころのタカギの写真(苦笑)。オーナーさんに貢献することだけを一生懸命考えて生きてました。月の残業180時間以上、過労死認定2年連続、年間個人売上高2.5億円、デザインは下手くそ!
新卒で入った会社では最初の8ヶ月間、猛烈に優秀な人があつまる部署コピーや雑務をこなすだけの毎日だったのですが、9ヶ月目から担当に抜擢されてから猛烈に働いていた時期は今でも財産。
先ほどの通り、床材ひとつとっても、もう十数年経っても思い出せるくらいの濃い日々でした。
20代前半の頑張りが、20代後半で信用につながり、30代では活躍につながり、40代の飛躍と安定につながっていく。
努力は嘘をつかないことは、自分の実体験と、反面教師的に辞めていった多くのデザイナーの人たちを見てきて、実感しています。
KOMのリクルートサイトにも書いてありますが、
『キャリアスタートは、あなたの人生でとても重要だから』
受け入れる側の責任も重要です。
今は時代も働き方も当時とは異なりますが、才能豊かなスタッフなので自分の個性を活かして頑張って欲しいと思います。
改めて、入社おめでとうではなくて入社ありがとう!