コムデザインラボは電話の着信を辞めました!
長年思っていたことで、色々と葛藤も迷いもあったのですが、ようやく事務所の電話を辞めました!
『辞めた』と言っても、法人なので電話番号はそのままです。
電話をかけていただけるとわかりますが、ガイダンスが流れて『新規の方』『既存オーナーさん』『営業の方』など振り分けてアナウンスが流れます。(無いお金をかけて有料のサービスと契約しました。)
細かいことは色々ありますが、ざっくりいうと『今後一切、事務所に着信音は鳴りません!』『急ぎの方はメールください!』ということです。
正直、"いつでも電話でれる体制ですよ〜"と余裕をかましているスタッフは誰一人としていません。何かしら、オーナーさんのためのデザインや打ち合わせをしているので、急に電話されても、本来は出られるわけがないのです。
『電話にでる』という行為は、言い換えると『他のオーナーさんの仕事を割り込ませる』行為とも言えます。
何事も基本は、
並んだ順番
だと思っています。とはいえ、緊急事態というのはあると思っています。メールをくれたらモニターの前にいるスタッフは一人くらいはいるはずです。その時は、すぐに折り返しますのでご安心を!!!
※折り返しが必要な方への電話ガイダンスも設定済みなのです。
誤読してほしくないのですが、もちろん電話でしか伝わらないこともあるので、『電話したくない訳じゃない』ということをご理解ください。"アポなし"の一方的な電話は良くない、ということなのです。
考えの発端は営業マンとの戦い
ちなみに、弊社のお問い合わせページには、『営業の電話は対応できないのでメールください』と記載があります。無能な営業マンはリサーチ能力が低いので、そんな文言読むわけもありません。余談ですが、特に採用媒体系の職種の人が多いです。(会社のこと調べもしない人に採用を託せるわけがないじゃねーか!)
ヒドイ会社だと、某フ●ンティア株式会社なんかは、同じ月に2〜3人の営業マンが電話してきたりします。(毎回、説教してます。)
彼らは学習能力がゼロなので、「毎回怒られるんだから顧客情報は共有しなさい!」と言っても既に3年連続くらいで電話をかけてきます。極めて不毛です。「再度ご連絡がいかないよう、周知致します。」とメールも来てますが、その場限りの嘘ですね。
というように、無駄な電話やりとりが生産性を落とし、オーナーさんに迷惑を掛けかねないので、今回は思い切った決断をしました。
『仕事の問い合わせが減るかもしれないね』という不安もありますが、そもそも電話で問い合わせてくる人とはビジネスの感性が少し合わないと思っているので、それも良しかなと思います。(もちろん電話じゃないと伝わらないことも多いですが。)
忙しい経営者同士だと、電話かけて出ない→折り返しが来ても出れない→その折り返しも出ない、みたいなループになりません?(実際、半日ずーっとこのラリーが続いたことも...)
これ、マジで意味ないと思うんですよね。用件があるならサクッとメールで「電話出れるタイミングあります?」の一言で済むじゃ無いですか。
みんな、いつでも電話に出られるくらい余裕があるんだなーと、ある意味感心してます。
そんなことを常々思っていると、堀江貴文氏の「電話してくる人とは仕事するな」の記事を以前見かけて、いつか仕事に取り入れようと思っていました。

1日の90%以上がスケジュールで埋まっていて『電話に出ようにも出れない』自分にとって、超絶同意の記事だったのです。
単純に、電話で言われたことはミスを生み出す。ヒアリングとメモが100%できない自分の能力のせいかもしれません。。。
そんなことも色々ひっくるめて、クリエイティブを生み出すのを邪魔する『電話』!
今回は『知恵とちょっとしたテクノロジー』で、ようやくそれを解決できた感じです。
良いクリエイティブ環境は、こうした少しずつの決断によって生まれ、高まっていくのかもしれません。