
<日本空間デザイン賞2017 入賞作品>
『ビルの認知度を上げランドマークにするために』
繁華街の多い名古屋市にある金山駅北口。
そこに、まだ金山に路面電車が走っていた頃から存在する、大きなテナントビル長谷川ビルのリブランディングプロジェクトでした。これは、名古屋市内のデザイン事務所5社でのコンペで勝ち取った、KOM至上最大規模の実績となりました。
オーナーさんの要望としては、『駅のシンボルとしてランドマークになること』『地下鉄駅直結という利点をPRすること』『ビル全体が暗いので明るくすること』などがありました。
そこで、『古くから大きな木の下は、人が集まる待ち合わせ場所』という発想から、ビル全体を大きな木に見立てたコンセプトにすることで、自然と人々が集まる待ち合わせスポット(目印)に建物がなるようにリブランディングを計画しました。また、地下1、2階の飲食フロアも同時にブランディングし、そちらは花を飛び交うミツバチのように、女性にハシゴ酒を楽しんでほしいというコンセプトで、大きなシンボルツリーとも連動したブランディングプロジェクトとなりました。
オーナーさんには、デザイン事務所としてのキャリアや年齢という古い価値観ではなく、純粋にプレゼンさせていただいたプランに対する価値で評価をいただけたこと、おそらく最も若手だったであろうKOMを選んでいただけたことには本当に感謝しています。
『ビルの認知度を上げランドマークにするために』
繁華街の多い名古屋市にある金山駅北口。
そこに、まだ金山に路面電車が走っていた頃から存在する、大きなテナントビル長谷川ビルのリブランディングプロジェクトでした。これは、名古屋市内のデザイン事務所5社でのコンペで勝ち取った、KOM至上最大規模の実績となりました。
オーナーさんの要望としては、『駅のシンボルとしてランドマークになること』『地下鉄駅直結という利点をPRすること』『ビル全体が暗いので明るくすること』などがありました。
そこで、『古くから大きな木の下は、人が集まる待ち合わせ場所』という発想から、ビル全体を大きな木に見立てたコンセプトにすることで、自然と人々が集まる待ち合わせスポット(目印)に建物がなるようにリブランディングを計画しました。また、地下1、2階の飲食フロアも同時にブランディングし、そちらは花を飛び交うミツバチのように、女性にハシゴ酒を楽しんでほしいというコンセプトで、大きなシンボルツリーとも連動したブランディングプロジェクトとなりました。
オーナーさんには、デザイン事務所としてのキャリアや年齢という古い価値観ではなく、純粋にプレゼンさせていただいたプランに対する価値で評価をいただけたこと、おそらく最も若手だったであろうKOMを選んでいただけたことには本当に感謝しています。
隣にあるアスナル金山とともに、北口を彩るランドマークビルとなりました
今までオフィスフロアと飲食フロアが不明確だったので、エントランスを明確に分けました
ビル全体のロゴマークも、新たにご提案しました
飲食フロアのコンセプトに合わせた、蜂の巣型のサインが街を彩ります
昼間の様子。黄色いラインが目を引きます
自然と待ち合わせに使えるフリースペースとして機能しています
大きなグリーンの入ったベンチは、自然と待ち合わせに使える空間になります
街のランドマークになる、大きなシンボルツリー
大きな時計も、待ち合わせスポットとして機能させる仕掛けのひとつ
新しいビルのロゴマークサイン
元々のエントランスは、動線が不明確でした
夜になると暗く感じる、ビルの前の通り
元々の飲食フロアの入口は、認知度が低く通行量も少なめでした
認知度があまり高くなかった、以前のビル外装
メディア掲載実績
2019.10.01
デザインノート No.87
CREDIT
長谷川ビル/カナヤマギンザ
Member
ブランドディレクション/代表タカギ
グラフィックデザイン/スタッフミヤザキ
設計サポート/スタッフマノ
フォトグラファー/神谷篤史(PhotoBox)
グラフィックデザイン/スタッフミヤザキ
設計サポート/スタッフマノ
フォトグラファー/神谷篤史(PhotoBox)