オーナーさんへのインタビュー

1969年から続く知多市の理容室。2010年9月にリニューアルするタイミングで携わらせていただき、コムデザインラボとして独立して初めて手がけたお店です。デビュー作でもあり、アイデアマンであるオーナー濱野氏との数々の仕事の経験が、KOM のブランディングの原点であるため、共に歴史を作っている、そんなお店です。(代表タカギ談)
愛知美容専門学校を卒業後、20歳で上京。東京・大阪の理容店で10年働いたのち、実家の理容店「はまゆう」へ。2010年、結婚を機に店を全面リニューアルし、「トータルプロデュースサロン HAMAYU」として再出発した。
愛知県知多市出身。
名古屋・岐阜で活動するフリーライター。情報誌の編集・印刷媒体の企画などを経験したのち、独立。今の職に就く以前は、1年間ほど美容院で働いていた経験もある。理容店へ来たのは、中学2年生まで父と一緒に通っていた近所の床屋以来。
ロゴマークも、かわいいですね~。

HAMAYUの「h」と「y」を表してるらしいですよ。

「らしい」?

デザインは、基本高木さんにお任せです。

濱野さんが意見することはあまりないんですか?

僕は「僕にできないことは基本的には丸ごと任せる」っていうスタンスなんです。

素人が無駄に手をかけてプロの手を煩わせても、いいものはできないと思ってますし、結局プロの感性にお任せしたものがベストだと信じてます。
特に高木さんは、ありきたりなデザインを出してくるような人じゃないし、
僕がやりたいこともわかってくれてるし。

フィーリングが合ってるという確信もあるので、
僕からは「こういう時に使えるモノがほしい」「こんな商売がしたい」
ということだけ伝えて、あとは丸投げ。

それで、でき上がってきたものをそのまま採用!って感じですね。
多少は、細かな修正はしますけど、
根本からひっくり返すようなことは今までになかったです。

そこには厚~い信頼があるんですね。
でも本当、「餅は餅屋」ですよね!

そうそう。
餅は餅屋、床屋は床屋ですから。
いらんことしちゃダメ!時間の無駄だから(笑)。

心から信頼できる人に想いだけしっかり伝えたら、
あとは丸ごと投げれば良いと思ってます。

これから起業したい!と思っている人たちへ、
大先輩である濱野さんから何かアドバイスを頂戴したいなぁと思ってるんですが。

上場企業の社長だったらさ、偉そうなことも言えるけどねぇ。
何言えばいいんだろ。
全然思いつかんな~。

いやでも、濱野さん、相当なアイデアマンじゃないですか!
濱野さんみたいな人を尊敬する若者はたくさんいますって。

うーん。
何言えばいいんだろ。

…ひとつ言えることがあるなら。

はい!ぜひ!

自分が提供したい商品とか、したいサービスが思い浮かんだ時、
同時に、その先にお客さんの喜ぶ顔が想像できた時だけ、挑戦してみればいいと思う。

「顔が見えたら」?

そう、それさえ見えたなら、自信持っていいと思う。

経営者って、どうしても自己都合で考えがちなんですよね。
利益も上げないといけないし、なんとかして儲ける方法を考えなきゃいけない。
それはそれで、もちろん大事。

大事だけど、考えれば考えるほど、自分本位になっちゃうんですよ。
考え方の順番として、「自分がこうしたい!」ってものが先立つのは良いことなんだけど、大事なのはその「先」なんですよね。

その先…。

そう。
「これをやりたい」と思ったときに、
間違いなく喜んでくれるお客さんの顔が想像できてるかどうか、
っていう、ここが大事なポイント。

それさえ想像できたのなら、仮に失敗しても良いから、まずはやってみればいいと思う。
喜ぶ顔を想像しながら進んだことは、きっと周りの誰かが助けてくれるはずだから。
そこを間違えなければ、利益は、必ず、あとからついてくるもの。

「利益をあげるために」を目標にすると、
走り方を間違えたり、壁にぶつかったときに迷っちゃうから。

当たり前のことだけど、お客さんのことを一番大事に考えてほしいし、
それを忘れないでいてほしいですね。

なるほど。
なんと心強いお言葉!ありがとうございます。

あと、住んでる地域のことは、とことん大事にしてほしいですね。

僕自身、都会で働いてみたからこそ、
地元を大切にすることって、思った以上にとても尊いことだと思っています。

地域のことや周囲のことを考えながら、
自分よがりにならない楽しい経営をしてもらえたら、いいんじゃないかな。

偉そうなこと言える立場ではないですが、
自分の好きな土地で、いろんな人を巻き込みながら楽しんでいけたらいいですよね。

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