1969年から続く知多市の理容室 トータルプロデュースサロンHAMAYU インタビュー

トータルプロデュースサロンはまゆう
No.03

トータルプロデュースサロン
HAMAYU

Total produce salon in Nishino-dai Chita

昭和24年から続く老舗理容店、HAMAYU

地域で愛され続ける理容店が2010年
装いも新たに生まれ変わりました

3代目店主にあたる濱野さんの
たくさんの想いを詰め込んだ
くつろぎと癒しの空間です

地域に愛され続ける
社交場のような存在でありながら
今しかできない提案を仕掛けていく
たくさんの人の美を応援し
トータルでプロデュースしながら
暮らしを支え、気持ちを満たしていく

HAMAYUは
これまでになかった価値を提案する
あたたかくて、あたらしい
トータルプロデュースサロンです

2014.12.12

話し手
owner
話し手
Total Produce Salon HAMAYU
濵野弘照・英理夫妻
愛知美容専門学校を卒業後、20歳で上京。東京・大阪の理容店で10年働いたのち、実家の理容店「はまゆう」へ。2010年、結婚を機に店を全面リニューアルし、「トータルプロデュースサロン HAMAYU」として再出発した。 愛知県知多市出身。
聞き手
interviewer
聞き手
ライター
後藤 麻衣子
名古屋・岐阜で活動するフリーライター。情報誌の編集・印刷媒体の企画などを経験したのち、独立。今の職に就く以前は、1年間ほど美容院で働いていた経験もある。理容店へ来たのは、中学2年生まで父と一緒に通っていた近所の床屋以来。
#03-1

昭和24年創業の老舗理容室、再出発

素敵なお店ですね。
ありがとうございます。
手前が2席のオープンスペースで、個室は…
(奥の個室をのぞく)
それぞれ雰囲気の違うお部屋が、二部屋あるんですね~。
この個室なんですけど。
・・・・・照明を切り替えてくれました・・・・・
カットモードと、リラクゼーションモードで、照明を変えてます。
これ、赤ちゃんがお母さんの胎内にいる時に感じる光らしいんですよ。
確かに、なんだか落ち着きますね。
そう。
照明だけで、だいぶリラックス度が違うんですよね。
うちは理容室なので、シャンプー台への移動もないですし…。
そっか!
移動式シャンプーですよね。
シャンプーはもちろん、シェービングやエステの時にも照明を落としています。
施述してる時間は、誰にも邪魔されないし、席移動もないし。
なんだか「私のための空間!」っていう特別感があって良いですね。
この扉も、隠れ家みたいでかわいい!
僕も、嫁さんも、この入り口は気に入っています。
ところで、お店をリニューアルしたのはいつですか?
2010年です。
それ以前はどんなお店だったんですか?
うちは、昭和24年に僕の祖母にあたる人が創業した理容室で、
今の雰囲気になる前は、昔ながらの「まちの床屋さん」って感じでした。
男性客が多かったですしね。
そんなに古くから!
リニューアルオープンの前後で、男女比や客層って変わりました?
女性客が以前よりぐんと増えましたし、
若い方にも来ていただけるようになりましたね。
逆に、元から来ていた常連さんは、驚いたんじゃないですか?
そうそう。
みんなびっくりしてました。

初めは個室に慣れなかった常連さんも、
そのうち「個室もいいもんだね、落ち着く」
と個室を選んでくださる方が増えたのが嬉しかったです。
そもそも、リニューアルをしたのはなぜ?
建物の老朽化もありましたし、
僕が結婚して、ネイリストの妻が一緒に働き出すタイミングもきっかけでしたね。

以前、東京で働いていた時との「ギャップ」も理由のひとつだったのかも。
ギャップ?
都会で働いてた時は、全て個室のお店だったんです。
僕自身が、個室で髪を切るのに慣れていたので、
こっちに帰ってきてからは、隣のお客さんに会話を聞かれることすら、
ものすごく抵抗があって。
個室での接客の方が慣れてたってことですかね?
それもあると思います。

でも、時代の流れ的に、大衆的な理容室は少しずつ廃れていくような気もしていました。
昔ながらの「まちの床屋さん」って、
地域住民の憩いの場みたいな雰囲気ってあったんですよね。

でもそれがだんだん変わってきて、
今はもっと「個」を大切にした空間が求められているんじゃないかと思って。
たとえば?
理容室は、「大きなフロアで会話を楽しんだり、情報共有をしたりする」ことが、
昔はきっと目的のひとつだったんです。

でも今は、それよりも、癒しやプライベートが求められる。
「自分だけの空間」「自分だけの時間」も大切にされてきてるんですよね。
なるほど。
だから、個室を作ったんですね。
本当は、全部個室でもいいと思ってたんです。
でも、今までこの店を切り盛りしてた母から
「オープンスペースもほしい」という意見があって。

じゃあオープンスペースも、ただフロアを広く取って椅子をたくさん置くんじゃなくて、
きちんと意味を持たせたものにしなきゃと考えたんです。

結果、ここは「親子スペース」という位置付けで作りました。
「二人で一緒に髪を切れる個室」という考え方ですね。
なるほど。
「時代に合わせた」というより、「時代の先を行く」お店づくりですね。
ただ、こういうのってあまり先を行き過ぎてもダメなんですよね(笑)。

お客さんの感覚とか要望も掴みながら、ちょうど「商売が成り立つ」タイミングに切り替えることが大事だなと思ってます。
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