コムでは福利厚生(?)として、社内でご飯を炊いていて、スタッフは無料で食べることができます。
ですので、毎日ご飯を炊いているのですが、前から不思議だったことがあります。
というのも昔祖母宅に住んでいた時、祖母から「お米が炊けたらかき混ぜるんだよ。そうすると美味しくなるから。」
と教えられておりまして。
それからというもの、お米が炊けたら毎回混ぜていたので、コムで炊飯器のお米を誰も混ぜないことになんとなく違和感を感じておりました。
これは調べればすぐ出てきました。
タイガーさんのホームページによりますと、
炊きたてのごはんには、お米の表面に余分な水分がついています。
ほぐさないで放置すると、表面に残った水分がごはんをふやかしてしまい、ごはん粒同士がくっついて、かたまってしまうため食感が悪くなります。
炊き上がり後すぐにほぐしていただくことで、余分な水分がとんで、ごはんにつやが出て食感も良くなります。
やはり炊き立てのご飯はまぜたほうがいいらしいです。
不思議なのは、この「混ぜるだけで簡単に美味しくなる小技」が知られていないのか、人気がないのかあまりする人がいないこと。
確かに私も祖母から聞かなければ知らなかったことかもしれないので、昔の人の知恵なのかもしれない。
と思ったのですが、調べると単に「炊飯器が高性能になったのでしなくていい」という記事も発見しました。
だとすると自分のしていたことはただの無駄な作業なのだろうか...でももう私はご飯は混ぜたほうが美味しく感じる体になってしまいました。
知恵というより呪いになった祖母の言葉を、炊飯器を開けるたびに感じながら今日もご飯を混ぜました。