教える立場って大事、、、
今週前半はスタッフサカイにAdobe Illustrator(Ai)のレクチャーをしていました。
これまでは、Adobe Illustratorの操作1からを聞かれることがなかったので、
インターンやアルバイトの子に、『小技』を教えることが多かったのですが、
“じゃない”スタッフのサカイが入社したことで、
『1からちゃんと教える』
という技術がいかに難しいことを思い知りました。昔話:私のはじめてのAiデビュー
私が、はじめてAdobe Illustratorに触れたのは 実は、高校生の時学校にiMacがあったので、Adobe Illustratorの授業がありました。
しかもかなり、『爆速』で教わったんです。
しかもその教え方が、
カタカタカタ(キーボード)
カチカチ(マウス)
ターン!(エンター)
カチカチ(マウス)
ターン!(エンター)
(先生)はい、来週教えたところ、テストするね。
(私)ええ!?
言葉で説明しないスタイル!
目の前で教えられることが多かったため、基本操作は、ほとんど記憶ありません。
翌週でもうテストでした。
(今思うと、スパルタ)
爆速授業で大変だったケド
この授業で一番大変だったのが、
1度しか教えてくれない!
わからないなどの質問は禁止!
なんで教えてくれなかったのかというと、
自分で調べて乗り越えるため
「パッと教えてくれたっていいじゃん」って思う人もきっといると思います。
私もはじめてAdobeを教わった最初の頃は『そっち側』の人間でした。
でも、この授業スタイルのおかげで、何事も自分で自発的に調べられるようになって、
『わからないから1度自分で調べよう!』
が癖になりました。聴く側の隠された本音もある
「パッと教えてくれたっていいじゃん」に隠された本音を考えると
①ふと疑問に思った。
(それ以上なにも考えていない)
(それ以上なにも考えていない)
②(調べる方法を考えるより、)
聞いた方が早いと思った。
聞いた方が早いと思った。
③調べてみたが分からなかった
(または調べる方法が分からなかった
→これは究極の困った状態)
(または調べる方法が分からなかった
→これは究極の困った状態)
私は、大体③が多いように意識して動いています。
なんでも調べられる時代だからこそ、自分で調べて自分で解決できるようになりたい。
(どうにもならないことは確かにありますけどね!)
教える側に回った時
「他人は自分を映す鏡」
とは、その通りだと思います。自分が教えた内容が、教えられた側の中で吸収→消化され、 糧になっていくこと。
「自分にとっては常識」が、相手も同じであるとは限らない
この気持ちや目線って大事だなとつくづく思います。
(忙しい時はすぐに答えてあげられらませんが、)聞かれたことに対して、
隠された本音はきっとあるかもしれないけど、私だったら、まっすぐ向き合って、教えてあげたいと思っています。
「あー、それ◯◯さんに聞いといて」
という、聞けば誰かが教えてくれるはずという人任せな姿勢は、
教えることを放棄した人間がいうことだと考えています。
逆に「そんなことも分からないんですか?」
「それくらい自分で調べてください」という冷たい姿勢は、
本当に困っている「分からない人」を委縮させます。
(こういう返ししかできない人って、人として問題大アリだし
そもそも教える側にいちゃいけない人間)
本人は一生懸命考えた挙句、勇気をふりしぼって質問したのかもしれないのに、
追い打ちをかけるようなことをあえてする必要があるでしょうかと私は思います。
結局何が言いたいのかって言うと
長くなりましたが、教える側の人間として、「あー、それ◯◯さんに聞いといて」なんてことを言う人間にならないよう、
素敵なレクチャーができる先生を心がけたいと思います。
うまく伝えられるように、至らぬところもあるかもしれませんが、
私も最初は「わからん」が多かったですが、
素敵なAdobe先生になれるようにがんばりますので!
素敵なAdobe先生になれるようにがんばりますので!
いっぱい聞いて、成長してください!(フレー!フレー!)