ロゴのストーリー_岬屋プロジェクト

この記事を書いた人OBスタッフカワマツ

アシスタントデザイナー。名古屋工業大学卒業後、大手設計施工会社を経て2020年12月に仲間入り！

ロゴもお披露目！

いつかのブログで、いつかロゴの事も書きます。と言い残してから早一年！！！
ロゴはできても実物になるのがかなり先だったので温め続けて１年経ちました。

ロゴのモチーフ

トップ画像を見ていただきたいのですが、岬屋の[M]とオフィス事業の仕事[W]が水引
岬屋のロゴを形作るアニメーションになっています。
岬屋さんは碧南の地で100年以上続いてきた企業さんです。
建設の時も、できるかぎり地元の協力業者さんにお願いしたい。と当初からお話にあるぐらい
地元への還元を強く考えていらっしゃいました。
そんな地元でのつながりを大切にしてほしい、水引のように引っ張っても取れず、
[人と人を結びつける]そんな岬屋さんの在り方を込めたモチーフです。
時間を見つけて一人でせっせとアニメーション作ってました。(1.5年ぶりのAE)

色にも意味がありますよ

岬屋の[W]の水色は[薄縹色/ｳｽﾊﾅﾀﾞｲﾛ]という日本の伝統色で、縹=ツユクサです。
ツユクサの花言葉には[尊敬][懐かしい関係]があります。
昔からのお付き合いの中で、互いに尊敬の念を抱く関係性が続く願いも込めました。

うまくいくか終始不安でした

看板工事のブログで先に触れていましたが、ペーパーウッドという色紙を挟んだ合板で
ロゴに込めた水引のストーリーを空間にも落とし込みました！
ギリギリでのデザイン変更だったので、多少リスクを伴いましたがやり切って良かったです！！

ロゴ決定のウラ話

カワマツの過去のブログで、オーナーご夫妻にロゴを一斉に指差ししてもらったのですが、実はこの時は選ばれていなかったんです。
代表タカギが「意味合いとか、ストーリーを大切にしてじっくりと考えてみてください。」とお伝えした結果
「自分たちでも意外だったのですが、このロゴで！」と選んでいただけました。
目の前での指差し...緊張します。　ちなみにその日は僕の誕生日でした！

こんなロゴのコンセプトがあり、ロゴが決まるまでにこんなストーリーがイロイロありました。
次週、竣工撮影(1回目)に行ってきますので、写真の続報をお楽しみに！！！