最近、『ブログ見てます!』の声で一番多いのが、
このノウハウブログだったりします。
自分の整理と、その週に話した打ち合わせの『予習』『復習』みたいな感じて書いているので、
更新前後にお会いしたオーナーさんには特に親近感の湧く内容になっていると思います。
それはそうと、今日は『ミッション』について書きます。
ミッションという領域に入ってくると、あまり考えた事の無い人も多いと思いますし、
コムデザインラボも法人化のタイミングで過去3年を振り返ってじっくりと考え、文章化したこともあって、
結構思い入れのあるものになりました。
正直自分で何度も、『作ってよかった』と思う瞬間がありました!
ちなみに過去のブログでもミッションについては書いた事があって、
その内容を再整理して今回書きますので、内容が多少カブっていますがご了承ください。
ミッションって何だ?
ミッション=“根本的な目的”であり”企業の核となる考え方”です。
『目的』ってことなので、つまりは逆を言うと、それが実現しないと事業をやってる意味ないぞ!ってことですね。
どうやら、結構大事なことっぽいことのようです!
ザックリ言うと、”自分達が一番やるべきこと”と自分たちは捉えています。
いくつか分かりやすいサンプルを紹介
★UNIQLO(ファーストリテイリング)
本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します(他、数点あり)
★リクルート
私たちは、ひとりでも多くの人たちに「働く機会」を、企業に「無くてはならない人材との出会い」を提供し続けます(他、数点あり)
★NIKE
世界中の全てのアスリートにひらめきと革新をもたらします。
こんな感じで、大きな会社は立派なミッションをお持ちのようです!
ちょっと規模感が大きすぎて、抽象的かもしれませんね。
KOMのミッションはこれ
KOMのミッションはズバリ、これです。
"ブランドデザインで、 出会ったオーナーの『モッタイナイ』をなくすこと"
根っからの"ビジネス貧乏性"の代表タカギが、商売をする上で
『モッタイナイなぁ』
と思うことを、ブランドデザインの力で解決するのがコムデザインラボ(KOM)という会社を作った目的です。
そのモッタイナイの対象は、美味しい料理を作れる人だったり、あったら嬉しい素敵なサービスだったり、伝統工芸だったり、多岐にわたります。
また、このミッションの重要なポイントは、
『出会ったオーナーの』
という部分です!!
本当は『世の中の』とか『日本中の』という大風呂敷を広げたいですが、
自分たちは奇跡みたいな偶然の出会いの連鎖で今までやってこれたので、
あくまで対象は出会うことの出来た人達だけで良いんじゃないか?というのが、タカギの持論です。
その深い思いを込めています!
事業としては考え方がちっぽけかもしれませんが、オーナーのモッタイナイがなくなれば、そのお客さん達(もっともっと膨大な人数)も幸せになるはずなので、自分達としては充分それで良いと思ってます。
詳しくは過去の代表ブログ
貧乏性経営者の自分が決めた『会社のミッション』にて。
作ったらスタッフやお客さんに伝えよう
【言葉】にする理由は、伝えるためです。
お店のオーナーの思いを自分だけのものとせず、きちんと言葉に置き換えて、伝えていく事が大切です。
(それがブランディング!!)
ちなみにKOMではホームページにきっちりと書いていますし、
お会いする方々に渡す名刺の裏にもキッチリと書くことで、伝えています。
『モッタイナイを無くす』ということについて、社内で口に出して言う事は正直あまり無いのですが、
OPEN日に公開準備がバッチリ出来ているのにホームページを公開しなかったお店があったり、
せっかくのPRのチャンスでしょぼい写真を掲載していた時に、
スタッフが本気で怒っているのを度々見てきたので、まぁ感覚的にも『モッタイナイとは』ということは伝わっていると思って間違いないでしょう(笑)
結局は自分のために作る、ミッションとやら
事業をやっていると、ブレる瞬間がいくつもあります。
目先の売り上げに心が揺れたり、日々の忙しさで仕事が惰性になったり。
そんな時に、一番わかりやすい『道しるべ』になってくれるのが『ミッション』ではないでしょうか。
『自分、なんで独立したんだっけ?』
という気持ちが訪れた時に、思い浮かぶ最もシンプルな答えがきっとミッションです。
格好つけず、自分らしい言葉で作られるものほど、それが明確な道しるべになってくれることでしょう。
ハラに落ちる言葉で、ミッションを考えてみましょう!
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