という言葉を聞いてピンとくる人は、ある程度経営者としてマーケティングとかを勉強している人なのかなと思います。
知らない人のためにザックリと書いていくと、紙せんみつとは、広告で紙媒体(チラシ)の効果がだいたい1000打って3くらいだろうという相場観を表す言葉です。
確率でいうと3/1000なので、
折り込みチラシは0.3%の効果が普通だという、今までの一般論です。
そう、
そう、
一般論です。
チラシ反響率0.3%を『紙せんみつ』と呼ぶのであれば、KOMがここ半年で新規開業したお店のチラシ反響率は
という言葉で表現されます。
もちろん業種によりますが、比較的チラシを打ってきたケーキ屋さんは、ちゃんと統計とってます。
驚異の10%です。(ちょっとだけ自慢)
毎回、行列を作るプレッシャーを感じてデザインしてます(苦笑)
※別に行列作れと言われたことはないケド
『チラシを見る→(興味をもって)SNS検索→来店』
という新しい流れができたからです。
チラシだけを見て、来店したいというまで心が動かなくても、もうすこしハードルの低い『ちょっと調べてみようかな』くらい心が掴めたら、SNSを見てもらって来店する人の分だけ、反響率が底上げされるという理屈です。
もっと言うと、来店させるためのチラシづくりをしなくても、SNSを絡めれば最終的な来店効果は期待できる時代です。
・・・前置きが長くなりました!
そんな反響率を上げるSNSのために、店舗づくりで仕込んでいることがあります。
その1つが、
です。
最近、観光地などでよく見かける『顔出し看板』を飲食店などでも見かけるようになりました。
理屈はそれと一緒。
勝手に撮影して、拡散してくれるツールとして、そんな『写真映えする場所』をセットすることが大事になってきました。
パティスリーしあわせのえき
この看板はお店のコンセプトが伝わりややすいのか、よくインスタでも見かけます!
アルテコローレ
巨大なキャラクター同じポーズで!と提案。
カットオンリーサロンR
デザイン本にも掲載された、インパクトのある名物看板。
参考ブログ ▶︎全国の図書館でKOMの実績をご覧ください!
パティスリーニューモラス
『お菓子な香りと甘み研究所』を思わせる、”研究員の研究ノート”のようなビジュアル。
制作秘話ブログ ▶︎フォトスポット用に作成したフォトジェニックな看板!_NUMOROUSプロジェクトvol.26
お店がきちんと運用しないとダメ!
看板をセットしたからと言って、ガンガンSNSに投稿されるほど甘くはないです。
こんな風にアップすると良いですよ〜とお店側が促したり、お手本を示したり、きちんとした運用があってこそ、これらのフォトスポットは機能してきます。
そして、ある程度運用が上手くいけば、あとは人気観光地のように、
勝手にそれが文化になって自然に拡散されていきます。
『インパクトのあるフォトスポット』×『スタートはきちんと運用してあげる』
この掛け算が、自然にSNS拡散される『文化』を作り出します。
こんな1枚の張り紙でさえ、運用効果を高めます。
広告費をたくさんかけなくても、
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