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タカギがデザイン業界で、プロになった瞬間

タカギがデザイン業界で、プロになった瞬間
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この記事を書いた人代表 タカギ

株式会社コムデザインラボ代表。 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 1級資格取得者 名古屋にすっかり染まった北海道静内出身の田舎者。 究極の器用貧乏だったサラリーマン設計者が、27歳から2度の社長からのクビ宣告、半年以上のニート期間もあり、その時期にデザインコンペで100万獲得などの混沌期を経て、29歳でコムデザインラボを設立。今に至る。

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あなたがプロになったのは、いつからですか?
『どこからがプロか論』は人や業界によって考え方が多様で、このネタだけで3時間くらい酒が飲めると思うのですが、最近はまた「デザイナーになりたい!」というエントリーが増えてきたし、来週からはインターンも3名くるので、改めて記事にまとめてみようと思います。

理美容師さんも・パティシエさんも・パーソナルトレーナーも税理士さんも、

自分がプロになった瞬間、プロになる瞬間、プロとして認められた瞬間を思い起こしてお読みください。


タカギがプロになった瞬間はいつ?
実はこの瞬間を明確に覚えていて、今でも時々思い出します。
その時は、今から14年前。

なんでそんな昔のことを覚えているかと言うと、

その瞬間、ビビって震えたから!
に他なりません。

店舗デザイン業界に入ったばかりの1年目の4月、場所はアピタ小牧2階のアパレル店の工事現場でした。(トップ写真は、その現場です。)

その現場の図面さえ、もろくに見ず、ほぼ現場初体験だったと記憶しています。

6つ歳の離れた先輩がデザインした現場を、言われたまま"なんとなく"見に行ったのでした。(当時は先輩に「現場行くか?」って気を遣って聞かれても「どっちでも良いです」と、今思えば猛烈失礼な返答をして、よく怒られた 笑)

そう、正直言って
素人丸出し状態
で、何にも考えずに1人で向かった現場。もしかしたら学生時代の社会科見学みたいなモチベーションだったので、その瞬間が起こりました。


プロへの自覚は、たった一言で
現場は引き渡しの数日前の追い込み。

10人近い様々な職人さんが同時に作業をしていて、これはのちに気づくことですが、自社の人間(つまり、設計で決定権を持っている人)は自分だけ。

そんなピリピリする現場で、おそらく60歳近いベテランの看板職人さんに言われた
『先生!このロゴ看板の高さを指示お願いします!』


このなんでもなさそうな一言が、
「あっヤバイ、こんなに何も出来ないのに、自分はもうプロなんだ」
と、強烈思った瞬間でした。

ぶっちゃけ聞かれても、その目地割されたタイルに設置するロゴのピットサインの位置なんてさっぱりわからず。位置どころか、なんなら取り付け方法すら全く分からず。かなりドキッとした(そして恥ずかしかった)ことは、今でも忘れません。

※ちなみに年配の方は、設計担当者に"先生"と呼ぶことは結構あります。若手をからかって呼ぶ場合もあるけど、多分この時はガチだった。

正直、意識が低すぎる自分と、職人さんに求められていることのギャップに震えました(苦笑)

学生気分は当時、全然と言っていいほど抜けてなかったんだと思います。


そして今、経営者になって思うこと
一般論のひとつに、『その道でお金を稼げたらプロ』っていうのがありますね。
プロのスポーツ選手は、まさにそんな感じです。

これは独立してから特に感じることですが、結構デザイン業界はその感覚に近い気がしています。

特に、"手に職"系の専門職では、その要素が強い印象があり、ライセンスが無いデザイナーも、まさにそのひとつ。

つまり、恥ずかしい過去の自分を教訓として言いたいのは、
業界に入って初任給もらったらプロ
として、強く自覚しなければいけません。

自分のスキルや覚悟がどうであれ、仕事で関わる第三者から見れば、それはプロなわけですから!


ウチで不採用になる人の共通点の1つは、『入社してから必死に勉強して頑張ります』というヤツです。
この言葉は、もはやダメなヤツの決まり文句となっています。

まず、入社してからじゃなく、入社前に必死に頑張れと。
その"お前都合"の見習い期間、誰が給料払うんだよ、と。


そして決まって能力の低い人ほど、無給のインターン制度には全く触れずにエントリーしてくるから不思議です。努力という自己投資が出来ないから、成長しないまま面接に落ち続けるわけです。



たとえそれがアルバイトの時給であっても、外から見ればその会社の一員であり、給料が発生した瞬間からプロの土俵に立たされます。

その自覚があるやつだけが、ちゃんとしたプロの道を進むんですよ、きっと。

自分はなんの覚悟もないクソみたいな新入社員でしたが、早めに自覚を持てたことだけはファインプレーだと思ってますよ。

10年以上同じ道で頑張り続けてきたから、なんとなくそれっぽく語れることです。
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